家庭科のホームページにようこそ
人生100年時代の到来とともに、Society5.0社会をどのように構築していくかが問われています。2050年、2100年未来予想では、学習指導要領においても「今の子供たちやこれから誕生する子供たちが、成人して社会で活躍する頃には、我が国は厳しい挑戦の時代を迎えている」と予想されています。それはこれまでと同じ生活モデルでは成り立たないことを意味します。家政科は生き方や暮らし方にもっとも結びついた教科です。右図のことわざにあるように、子どもたちに「魚を一尾」あげるのではなく、「魚の取り方」を教えることができる家庭科の教員をともにめざしていきたいと考えています。
家庭科教員に求められていることは、
・生涯にわたって問題意識をもって、主体的によりよい生活を工夫できる生活者としての能力と実践的な態度を育て指導すること
・持続可能な社会の構築を目標に、資源や環境に配慮した新しいライフスタイルの確立をめざす指導をすることです。
本専攻では、
小学校、中学校、高等学校の家庭科でこれらの指導が可能となるよう、被服学・食物学・住居学・家庭経営学・生活工学分野において専門的事項を学ぶとともに、家庭科教育分野において指導の実践力を身につけます。
求める学生像
・家庭科に強い関心をもって、小学校教員になろうとする志を強固にもつ人
・中学校・高等学校家庭科教員になろうとする強い意志と意欲をもつ人
・教員になりたいという熱い思いを持ち続けることができる人