・何気なく着用している「衣服」.日常生活の中で最も身近な存在であり,不可欠でもある「衣服」に関する教育研究を担当しています.「衣服」の観点からより良い生活を考えられる力と実践する力を備え,教育現場をはじめ,広く社会に貢献のできる人材育成に日々努力中です.
・みなさんは,家庭科の衣服に関する授業中,「なぜ?」,「どうして?」という疑問に出会ったことと思います.本学家政科での学びをとおして,その謎解きをしませんか?
人体から放出された熱や水蒸気は,衣服を介して環境へ移動します.その移動経路を解析して, 様々な温熱環境下で,安全かつ快適に作業を行うための衣服(オフィスウェアや防護服など)の材料や着装方法について検討しています.
2.着衣の温熱的快適性温熱的に快適に過ごす衣服の着方について,ヒトの生理・心理反応から検討しています.例えば,効果的な保温/冷却身体部位を把握することで,衣服の面から,省エネ,節電に貢献することが可能です.
3.衣生活教育に関する研究家庭科の衣生活領域に関連した教材づくりのベースとなる基礎研究を行っています.そして,身体を護る衣服,成長にも関与する衣服,さらに心理にも影響を及ぼす衣服.衣服の様々な効果を教育現場にも反映できたと考えています.
著書・論文や学会発表の一覧については,京都教育大学の研究者総覧をご覧ください。
衣生活概論,衣生活実習,衣生活健康論,被服学実験・実習,衣生活演習I,衣生活演習II,小学校教科内容論家庭(共担),小学校家庭科教材研究(共担),他
大学院被服学特論,家庭科教育実践特別演習I(共担),家庭科教育実践演習―衣生活―,教科内容構成論 ―家庭科―(共担),健康・生活デザインセミナー(共担),他
シラバスは、京都教育大学のシラバス検索ページから検索可能です。 被服学研究室では,衣服を着用したヒトを対象として,快適性と健康,安全に視点をおいた衣服に関する研究を行っています.
家庭科の衣生活領域に関連した教材研究にも取り組んでいます.