湯川 夏子(食物学・教授)
自己紹介・メッセージ
学校における食教育(食育)には、家庭科のみならず、担任の先生の果たす役割は大変重要です。
食の知識と技術をしっかり学び、学校の「食教育」をリードできる教員をめざしましょう。
現在の研究テーマ
1.認知症ケアと予防に役立つ「料理療法」に関する研究
高齢者と料理を一緒に料理を作る中で適切な支援を行うことにより、介護予防や認知症高齢者のQOL(生活の質)向上につながる支援方法、「料理療法」の確立を目指して実践的研究を行っています。
●料理療法公式WEBサイト https://www.enjoy-cooking.org/
2.食教育に関する研究
学校における食教育のあり方や、「味覚教育」についての検討を行う他、 大学生に対する食教育の研究と実践を進めています。
3.食文化に関する研究
食文化の変遷・伝承に興味を持ち、京都府の「行事食」や「郷土食」に関する研究を進めています。 外国における日本文化の受容にも興味があります。
研究業績
著書・論文や学会発表の一覧については京都教育大学の研究者総覧をご覧ください。
主な担当授業
学 部
食生活実習、調理科学、調理科学実験・実習、食品化学、食品・栄養学実験、食物学演習I、II ほか
大学院
家庭科教育実践演習―食生活―、教科内容構成論(共担)、教科内容教材論(共担),健康・生活デザインセミナー(共担)
シラバスは、京都教育大学の
シラバス検索ページから検索可能です。
卒業論文・修士論文指導題目
最近指導担当した卒論・修論の題目です。
卒業論文
2022年度
・新体操を行う女子高校生における食に対する意識調査
・野菜を廃棄する判断基準の実態調査
・高校生陸上競技部員にどのような栄養指導が必要か
・これからの行事食のあり方について-現代社会のハレの日の食事-
2021年度
・お菓子作りの価値的意義について
・調理音がもたらす心理的・生理的効果-食欲に着目して-
・家庭科の食生活教育がダイエット行動に及ぼす影響について
2020年度
・「災害時の食」をテーマとした小学校家庭科教材の作成
・大学生における不定愁訴の現状
―コンビニ食に関する意識・行動等の影響―
修士論文
2017年度
・高等学校家庭科における食物アレルギーに関する実践的研究
2013年度
・栽培から調理を通した食育の実践的研究~中学校技術・家庭科における生物育成と調理実習の連携~
研究室の指導方針
「よく学び、よく遊べ。」
研究は納得いくまで、とことん追及しましょう。遊ぶときは大いに楽しみましょう。
連絡先・リンク
連絡先
研究室へ御用の方は、メールでご連絡下さい。
リンク
作成教材(「
授業のたね」所収)
「
授業で簡単に作れるお菓子のレシピ」
小学校低・中学年の生徒でも簡単に作れるお菓子のレシピ集です。
小中高の家庭科の教材にもお役立てください。